北海道の道の駅を、キャンピングカーで利用する際の視点で勝手に紹介するコーナー・第37弾です♪
今回は、2018年にオープン、その後も車中泊専用スペースを設けるなど進化を続けている「道の駅 びえい 白金ビルケ」を紹介します。
車中泊旅、バイク旅の皆さんも参考になさってください。
勝手に評価
キャンピングカー停められ度:★★★☆☆
周辺の便利さ度:★☆☆☆☆
北海道らしさ度:★★★☆☆
夜間利用快適度:★★★☆☆(予想)
日帰り入浴施設への距離:★★☆☆☆
↑各判定基準については「勝手に評価」についてで説明しています!
注目のキャンピングカー専用スペースは?
【道の駅 びえい 白金ビルケ】には2019年の夏、キャンピングカー専用スペース(キャンピングカーサイト)が用意されました。
2019年の利用時期は5月中旬から10月まででした。
先日訪れたとき、道の駅の窓口で聞いてみたのですが、2020年の詳細についてはまだ決まっていないとのことです。
詳しく知りたい方は「丘のまちびえい活性化協会」に連絡してみてくださいとのことでした。
2019年は、キャンピングカー専用スペースオープン期間内に訪れたかったのですが叶いませんでした。
今回訪れたときは、冬の真っただ中だったので、残念ながらスペースは雪で隠れていました💦
道の駅の屋外トイレに近い場所にあり、通常の駐車場に隣接していました。
予約状況なども、こちらでご覧になれるようです(情報はまだ初年度の情報のままですが)。
※ちなみに、私はてっきり、道の駅に隣接して「オートキャンプ場」「キャンプ場」が整備されたのかな?と思い込んでいたのですが。
そういうわけではなく、あくまで「道の駅の中」に「キャンピングカーサイト5台分」があり、専用の炊事場や電源設備などがある…という形態のようです。
かなり斬新ですね…
お値段もお高めの設定なので、キャンピングカーではなくノーマル車、シングルでの宿泊、という場合はちょっと出しにくいかもしれません。
数名で泊まるには、かなり良い条件だと思います。
駐車場にキャンピングカーが泊められるか?
【道の駅 びえい 白金ビルケ】の駐車場はかなり広いのですが、何しろ夏場はかなり混み合います。
すぐ近くに、今、北海道で最も話題と言っても過言ではない観光スポット「青い池」があるためです。
夏場、7月は近くの富良野がラベンダー最盛期ということもあり、美瑛エリア全体が非常に混雑します。
8月も同様です。
「もう北海道には二度と行けないから無理してでも行きたい!」という方でなければ、夏場のハイシーズンはあきらめた方が無難かもしれません…。
(もちろん、キャンピングカーサイトの事前予約ができた方は、混雑時期でも安心して利用できますね!)
駐車場自体は余裕のある配置になっているので、空きさえあれば、キャブコンバスコンでも、安心して停めらるのではないでしょうか。
周辺の便利さ
【道の駅 びえい 白金ビルケ】は、美瑛町の中でも、かなりはずれの山の中にあります。
美瑛市街地から向かうと、本当にこの山の中に道の駅があるのかな?と不安になるような山道(道路は整備されていますが)を進んでいきます。
そのため、周辺にコンビニやスーパーなどはありません。
必要なものがある方は、麓で買ってくるしかありません。
また、キャンピングカー専用スペースを設けるなど道の駅としては画期的な方針を打ち出している施設らしい設備があります。
それがシャワールームやコインランドリーです。
隣接するパークゴルフ場の利用者なども使えるように、とのこと。
(ちなみにこの設備は、冬でも使えるようです。)
自然を満喫したい、というキャンパーの方にはキャンプ場に近い感覚で利用できますね。
北海道らしさ
【道の駅 びえい 白金ビルケ】周辺で、なんといっても有名なのは「青い池」です。
2012年、Apple パソコン(Mac)の壁紙採用されたことで、一気に人気に火が付きました。
道の駅から歩いていくこともできなくはないのですが、結構遠い(約2km!)です。
2019年に新たな駐車場が整備されたので、直接、車で行くほうがスムーズです。
(2020年度からは青い池の駐車場は有料になるそうです。)
残念ながら私は、これまで訪れた時、あまり色が青くないことが多いのですが…💦
先日は冬の様子を見てみようと思ったら「白い池」になっていました(笑)
道の駅自体も、アウトドア色を前面に押し出しています。
ちょっとしたハイキング気分で利用できそうな公園が整備されていますし、道の駅の建物に隣接した棟には、言わずと知れたアウトドアブランド、THE NORTH FACE(ノースフェイス)の直販店が。
「高級ハンバーガー」店も頑張って営業しています。
車中泊や利用者への注意事項
【道の駅 びえい 白金ビルケ】では、車中泊される皆さんへの直接的な注意を呼びかける張り紙がありました。
このようにハッキリ書かれている道の駅、道内では珍しいほうですね。
キャンピングカーサイトを設けているために、あえて通常の車中泊車には注意を促しているのかもしれません。
また、このように車中泊車への注意がはっきり書かれているのは、道外の方でも名前を知っているような、人気の観光地周辺が多いです。
加えて、周りに代替地がないような道の駅には、夏場に車中泊車が集中するため、地元の方は神経質になっている、という雰囲気があります。
【道の駅 びえい 白金ビルケ】、はまさに夏場、道外の方が訪れたい人気の富良野・美瑛エリアにあり、「青い池」自体も最近有名になったばかりなので、非常に勢いがあります。
また、美瑛市街地にある道の駅は小さく、富良野周辺は意外に適地が少ないことからも、過度な混雑があったのかもしれません。
まだ開館から2年ほどの施設なのに、ここまで書かれているということは、よほどのことがあったのでは…と想像します。
(冬は当然のようにガラガラでしたけど。・・・・)
他にも、色々と張り紙はありました。
特に夏場、多くの観光客の方が立ち寄る重要な休憩場所です。
制限事項が増えないよう、マナーを守って利用したいものです。
快適度
【道の駅 びえい 白金ビルケ】、私はまだ日中しか利用したことがなく、夜間の様子が分かりません。
何しろ山の中なので、夜間の騒音は気にならないのでは?と予想します。
むしろ野生動物との遭遇が心配です・・・💦
施設自体は、2018年オープンということもあり、非常に快適にきれいです。
一点アドバイスですが、夏場の混雑時、道の駅本体と切り離されているトイレは、かなり混雑して行列ができています。
しかし、実は案内所やお土産店のある建物にも少しですがお手洗いがある!のです。
館内トイレは皆さんに気づかれず、空いていたので、混雑時はチェックしてみてください。
日帰り入浴施設への距離
【道の駅 びえい 白金ビルケ】から一番近い日帰り入浴施設は、「美瑛町 国民保養センター 」です。
なお、「白金」地域は温泉街なので他にも日帰り入浴可能な温泉はあります。
また、ちょっと遠いですが、私がこのとき訪れた芦別の「おふろCafe」も同じエリアといえば同じです。
とってもオススメです。
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まとめ
【道の駅 びえい 白金ビルケ】は、かなり新しい道の駅ですが、同時期にできた「とうべつ」などと比べたら、こじんまりしており、自然との調和を優先している雰囲気を感じました。
NORTH FACEが入っているあたり、知床などにも通じた「環境意識高い系」のブランド力を感じます。
また、美瑛は観光公害の対策についても良くニュースで取り上げられており、知床に似ています。
キャンピングカーサイトが設けられたのも、その流れかもしれません。
取材日 2020年2月ほか
道の駅公式サイト
「道の駅 びえい 白金ビルケ」独自の公式サイトの公式HPです。
本家・快適度はこちらの本で
カーネル特選!車中泊コースガイド北海道一周&ベストルート
※↓こちらの北海道一周版については、前の出版社さんの倒産により、現在中古本しか手に入りません。図書館などでもご覧になれます。
↓新しい出版社さんによるガイドシリーズです
ちなみに
【道の駅 びえい 白金ビルケ】の車中泊快適度は・・・【未掲載】です!
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