キャンピングカーDIY・修理

故障したキャンピングカーシンクの水中ポンプをDIYで交換修理。費用は?ディーラーでの工賃と比較

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こんにちは。妻のブウです。

前回の記事で我がハイエース・キャンピングカーのシンクで水が出なくなり、簡易修理したことを紹介しました。

無事に水が出るようにはなったのですが、それもいっときの夢・・・💦

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すぐにまた出なくなってしまったのです!

モーター音が鈍くなり、回していると熱がこもっている様子。

使い続けるのは危険!と判断し、いよいよ「水中ポンプ」を交換することにしました。

電装系設備のDIYは(も)全くの素人ですが、なんとか交換に成功。

今回は、キャンピングカーの水ポンプ交換の手順と、そもそも水道が故障した時、自分で修理・交換することが正しいのか?

合わせてキャンピングカーの電装系修理について色々勉強したので、まとめます。

 

キャンピングカー水中ポンプの交換は自分でやるべきか、ビルダーに頼むべきか

キャンピングカーのシンク(水道)、水回りの修理、水中ポンプの交換・・・などで検索すると、自分で修理したというオーナーさんの記事がたくさん出てきます。

それでてっきり、私は「自分でやるものなのだな!」と思い込んでしまったのです。

無事成功してから言うのもなんですが、今では「DIY一択」と思い込んでいたことは間違いだった!と結論づけています。

キャンピングカーの初心者オーナーさんで、これから初めて水中ポンプを交換したいのだが、やり方がわからない、と言う方にまず言いたいこと。

電工ペンチギボシ端子かしめる。この3つの用語に心当たりのない方。

自分で交換するのはちょっと待ってください!

詳しくは「キャンピングカー電装系修理は資格が必要?法的にどうなのか」で考察しますし、できれば本記事を全部読んで判断して欲しいのですが。

まず結論として、費用の比較と、自分でキャンピングカーの水中ポンプを交換することのメリットデメリット、お店に頼むことのメリットデメリットをあげておきます。

 

工賃や費用。自分で交換、お店に依頼でどちらが安いか

詳しくは「交換手順」のところで書きますが、我が家で水中ポンプ交換にかかった費用は、材料費+新たに購入した工具で5,000円程度です。

スムーズにいけばこれくらいで済みます。

(我が家がお店の少ない僻地にあることで発生したガソリン代、私の調査不足で間違えて買ってしまった工具代を含めても、合計7,000円程度です。)

一方、キャンピングカービルダーさん、販売店さんに交換をお願いした場合、いくらくらいの工賃がかかるものなのでしょうか。

すごく調べてみたのですが、ネット上で明記しているお店は見つけられませんでした。

車ごとに手間も違うでしょうから、ほかの車修理の細かいメニュー同様、あらかじめ載せておける性質のものではないのかもしれません。

しかし・・・1つだけ情報がありました!

あるオーナーさんが、見積書を掲載してくれていたのです。

キャブコンの方なのですが、12,000円、とありました。

もっとも、車検と同時にお願いしたようなので、少し割引になっているかもしれませんし、キャンピングカー本体を購入したビルダーさんなら、その割引もあるかもしれませんが・・・。

一応の目安にはなると思います。主婦感覚でいうと、自分で修理したことで、結構、お得だったなぁという感触はあります

 

正直簡単な作業だったけど、耐久性、安全性に不安が

私こと妻のブウは、結構凝り性なところがありまして💦

電気系の工作、電子工作などはまったくやったことがないのですが、ネットで調べながらやったところ、正直、簡単にポンプ交換ができました

しかし・・・不安なのは、耐久性や安全性です。

果たしてこれでやり方があっているのか?全く判断ができないのですよね💦

配線の接続が甘いと、最悪出火したりすることもある・・・というので、小心者の私としてはモヤモヤ感が残ってしまいました。

(おそらく、電装系工事の中では、一番簡単な部類で、それほど心配する必要はないのだろうと思うのですが、何しろ経験がないし、周りに聞ける人もいないので、「肌感覚」がわからないのです!)

 

水道ポンプ交換のメリット・デメリットまとめ

自分でキャンピングカーの水中ポンプを交換するメリット

  • 費用が安く抑えられる
  • 電気関係の修理が初めてでも、工具さえあれば簡単
  • 完成した時ものすごく嬉しい

自分でキャンピングカーの水中ポンプを交換するデメリット

  • 素人すぎると、安全性、耐久性を自分で判断できない
  • 時間がそれなりにかかる

お店にお願いするメリット

  • 安全、確実である
  • 無駄な時間がかからない

お店にお願いするデメリット

  • 材料費だけでなく、それなりの工賃が発生する
  • 自分のキャンピングカーについて詳しくなる機会を逸する

 

キャンピングカーの水中ポンプ交換方法・手順

まずは、私が悩んだり失敗したりした部分を省いて、成功した手順のみをざっと紹介します。

 

現在のポンプの接続をデジカメで記録する

古いポンプを外す前の配線などの状態を、つぶさに記録しておきます。

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特に、配線を束ねている「結束バンド」は切ってしまわなくてはならないので、しっかり記録しておきました。

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キャンピングカーは何しろ動くので、配線がゆるまないためなのか、多くの個所が結束バンドでしっかり固定されていました。

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古いポンプを丁寧に外す

いよいよ、古い水中ポンプを外します。

わが家のキャンピングカーシンクの下は、タンクを外すと、こんな感じになってます。

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修理する配線接続部分は、シンクの裏側(ギャレー天板の裏)なので、このような体勢でやらなければなりません。

LEDランタンの明かりが役立ちました。

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外した水中ポンプです。満身創痍、という感じ。

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古いポンプから出ているコードの先端部分です。

このようにギボシ端子メス、オスになっていました。

シンク側に残した配線はそのまま利用したいので、新しいポンプの先端も同じ端子にすれば良さそうです。

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新しいポンプの配線にギボシ端子をつける

写真を撮っておけばよかったのですが、新しいポンプの先端、買った状態ではこのようなギボシ端子が「ついていない」のですよね!

(片方には「丸型端子」がついていましたが。)

ここが、素人には???という状態だったのですが。

海外製オーディオとか、車の電装製品は自分で端子をつける・・・というのがルールなようです。

購入したギボシ端子です。端子自体は規格が決まってるので「ギボシ端子」というのを買えば間違いないようでしたが、「スリープ」と呼ばれるカバー部分の形が色々あるようです。

元々のスリープに近い「防滴タイプ」(左)を買いました。

失敗した時のために、普通のスリープタイプ(右)も買っておきました。

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ギボシ端子の「圧着」に絶対必要*な「電工ペンチ」です。

本格的な電気工事士さんが持っているものは数万円するようですが、手軽に数千円台からも購入できます。

ダイソーにもあるらしいのですが、残念ながら我が家から近い大型ダイソーにはありませんでした。

*必須なのか?ラジオペンチでできないのか?調べたら、接触不良を起こすため危ないということがわかりました。

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スリープ、を全部つけてしまうと、水タンクのカバーの穴を通らないので、早い段階で通しておきます。

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ギボシ端子接続作業中の様子です。

「かしめる」ってやつですね。

「電工ペンチ」をつかうと、しっかりハート形にツメが食い込み、抜けないように圧着されます。

ちょっと感動。

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オス・メスともにギボシ端子の取り付け(かしめ)作業がおわり、スリープもしっかりつけた状態です。

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元のように接続する

あとは、シンク側の配線に、各端子を接続し、配線同士を結束バンドでしっかり固定します。

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送水テスト→修理完了!

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ドキドキしながら、通電するとモーターが回りました。

そして、タンクに水を貼って、再度蛇口を開けると・・・

見事に水が!

 

かかった材料費、工具費

今回新たに買った、部品や工具(使ったものだけ)です。

  • 水中ポンプ(キャラバンポンプ DC12V TMC-04301・台湾製):2,185円
  • ポンプ送料: 1,026円
  • ギボシ端子(防滴)3セットパック:179円
  • 電工ペンチ:1,980円

合計:5,370円

このほかに間違えて買ってしまった材料・工具で1500円くらいかかってます(後述)

あと、自宅が「へき地」?なので、大きなホームセンターのある街まで無駄に何回か走ってるので、ガソリン代が1,000円くらいはかかっています。

 

ちなみに、前の記事でも紹介した↓この商品、後継は模様が付いていないのかな?

同型番だけど、真っ白なものがアマゾンなどに出ていました。

模様がついていて、全く同一品だとわかるものが売られているお店(楽天内)で買いました。

 

 

回り道、失敗、勉強編

ギボシ?かしめる?って何?!

ここからが、成功にいたるまでに私がした回り道、失敗?の紹介です。

最初に書いたように、キャンピングカー先輩オーナーさんらが水中ポンプ交換をした記事を見ると「ギボシが・・・」「カシメ作業が・・・」「かしめるのが大変」・・・などと書かれています。

どの用語も知らなかったので、何のこっちゃ、状態でした。

最初、家の近所にある「小さい」ホームセンター(北海道の方なら「〇-マック ニコット」といえばわかるかも)に部品を探しに行ったとき。

ギボシ端子、というのがなくて、似たようなのでいいのかなぁ?と買って帰ってしまったのが以下の端子です💦

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家に帰って、古いポンプの端子をよく見ると、なんだか違いそうだなぁ?となって。

どうやら、素人には壁が高そう!と気づいたのですね。

ここから後は、一つ一つ用語をしっかり調べながら進みました💦

 

電工ペンチの罠

「かしめ」作業には、電工ペンチが必須。とネット情報には書かれています。

しかし、上述の小さいホームセンターには、電工ペンチ、と書かれたものがなかったのです。

電装っぽいコーナーに置いてあったこのペンチ。1,000円だったのですが、用途に「かしめる」って書いてあるのですよね。

これでいいのかなぁ。。。と買ってしまったのですが。

どうやら他の「かしめる」作業用だったようで。

ギボシ端子のツメとサイズが合わなくて、全くできませんでした💦

ここまでの超素人が、自分でキャンピングカーの電装系修理をしよう!と思ってはいけなかったのですね!💦

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キャンピングカー電装系修理は資格が必要?法的にどうなのか

わからないなりに色々調べ、トライアンドエラーで進むうちに、だんだん不安になってきました。

というのも、ギボシ端子の圧着について調べている時、失敗すると接続不良で発火の恐れもある・・・というような情報を多く目にしたのです。

そのために、電気工事士の資格があって、専用工具もプロ用の電工ペンチでないと不安、という情報も出ていたのです。

何?!そういう世界なの?

じゃあキャンピングカーオーナーさんたちはなぜ自分でやってるの?!

疑問の嵐でした・・・

 

電気工事士の資格は必要なのか

結論から言うと、自動車電装DIYの場合、資格は必要ない!ということです。

車で扱う電圧はほとんどが、12V。電気工事士の資格が必要になるのは100V以上の電圧を扱う場合。

家庭内の電気工事にはほとんどが資格必要な作業に当てはまりますが、車の場合は当てはまらない、というわけです。

また、車の装備に関して修理は自己責任で行う、という法律があり、さらにキャンピングカー居室部分ともなれば、該当する法の規制はないのだそうです。

(あくまで私がネット上の情報をもとに理解した範囲内なので、正確な情報を知りたい方は改めて調べてくださいね)

 

決まりはないけど、絶対!安全!DIY一択!というわけではない

とはいえ、キャンピングカーの電装系。。。となれば、インバーターを使って、家庭用と同じ電気機器をつかえるようにまでなっているわけです。

いくら法的に問題ないとはいえ、実質的には電気工事士の資格が必要なくらいの装備です。

安全には配慮して進めなければならないDIY、工事である・・・というのも事実だと思うのですよね。

RV協会さんのコラム(後述)に、腑に落ちる記載がありました。

「 (前略)DIYを否定するつもりは毛頭ない。むしろ積極的に愛車にかかわり、理解を深めることにもなるのでお勧めしたいとさえ思う。だが、何でもかんでもDIY、には「ちょっと待って」と言いたい。(中略)自分にできること・できないことを見極めること。」

最初にこの記事を読んでおけば良かったです💦

 

まとめ

今回、自分でキャンピングカーのシンクのポンプを交換して、勢いよく水が出た時には本当に嬉しかったです。

しかし、キャンピングカーブーム、DIYブームの中で、なぜか「自分で交換するのが当たり前」となっている(ネット上で見えてしまう)ことにも気づかされました。

見落とされがちですが、電装系の工事には接続不良による発火など、それなりの危険性もあり、安全性も確保しなければいけないので、初心者はまず、ビルダーさん・販売店さんに相談するのが良さそうです。

やってみれば簡単!楽しい!作業ではありましたが、私のような超初心者は、着手する前に、本当に自分で交換・修理するのが適当か?それぞれ判断して欲しいなぁと感じました。

 

参考にした記事

ギボシ端子、電工ペンチ、かしめる。関連

 

キャンピングカー、車のDIYの法的根拠・資格

 

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