こんにちは。いよいよ夏休みも佳境、お盆休みに入られる方もいるかと思います。
私のブログで一番たくさんご覧いただいている、北海道の道の駅と車中泊(禁止?歓迎?)を考察した記事の補足です。
特に、お盆に知床方面の旅行を計画されている方は、ぜひお読みください。
”道の駅うとろシリエトク”と”道の駅摩周温泉”の混雑問題
道の駅うとろシリエトクと道の駅摩周温泉では、混雑期に、車中泊車が駐車場を占有してしまい、普通の車が入れない、という問題が起きているそうです。
(車中泊場所が少ない地域のため、昼間から場所取りされる方がいるのでしょう。)
一方では、地元の団体による「道の駅車中泊ご遠慮キャンペーン」が、もう一方では「車中泊有料化実験」が始まることになりました。
特に混み合うのは、お盆とゴールデンウィーク。
その理由は、私なりに色々推理して、こちらの記事に思いをぶつけていますのでお読みください。
北海道で車中泊。禁止の道の駅は?!【2024年最新・随時更新】おすすめ・歓迎・有料化 スポットやコース・ルートも徹底調査!マナー向上しよう!
毎年 、最新ニュースを随時、追記しています。 2018年ごろ「道の駅は車中泊禁止?!」という話題が多く出たことをキッカケに作成した記事です。 北海道内の道の駅について、最新の車中泊禁止・可能・歓迎の事 ...
【8/19まで 道の駅 摩周温泉 タイムズの予約サイトはこちら↓】
実際にログインして、予約画面を開いてみました↓。
夜10:00から翌10:00を予約(一泊単位)、細かい時間の指定はできないようです。
加えて今年は、ヒグマ問題も異常事態
前の記事にも書いたように、知床周辺のヒグマ生息数は、道内の他の地域の比ではないです。
何しろ世界的に見ても、相当高密度なヒグマ生息地域だと言われています。
野生動物との共存へ向けた知床地域の取り組みは、日本最先端ですが、それでも増えるヒグマには対応しきれず、軋轢は増すばかり。
この夏は(2019年)、新ステージとも言える問題が発覚しています。
【警戒情報】
2019年8月3日、羅臼町春日町において、屋外で飼っていた犬がヒグマに襲われる事案が発生しました。詳しくはリンク先をお読みください。【警戒情報】ヒグマによる飼い犬被害3例目が発生(羅臼町)(活動報告BLOG)|公益財団法人 知床財団 https://t.co/wQiOpmr5Sb @Shiretokoさんから
— Bear Safety Shiretoko (@bear_shiretoko) August 4, 2019
常習化しているクマの個体がいるようで非常に危険だ、と専門家も道内ニュースでコメントしています。
道の駅→キャパオーバー→無理な場所で車中泊・・・となれば・・・
・・・問題が起きてからでは取り返しがつきません。
道の駅以外の車中泊場所を探すのにおすすめの一冊!
お盆休みに知床地域をキャンピングカー、車中泊車で訪れるみなさん。
できるだけ、知床地域は日帰りでお出かけいただき、その周辺地域での宿泊・車中泊をおすすめします。
(それにしてもなんで知床だけ?と思われるかもしれません。私がそう考える理由は、前述の記事にも書いていますのでお読みください。)
もちろん、ほとんどの方が綿密に下調べをされているかと思いますし、ベテランキャンパーの方には、今更おすすめするまでも無いかもしれませんが・・・
夏の北海道での車中泊場所としておすすめなのが、キャンプ場で駐車場を利用させてくれる施設です。
こちらの本に、詳しく載っています。
2023年3月、新刊発売!
他にも、道内キャンプ場が詳しく載っている本はあるのですが、車中泊について詳しく書いてあるのは「北海道キャンピングガイド」のみです。
道内出版社さんの本なので、道外では、大型書店でしか売っていないかもしれません。
北海道内の書店で探すか、上記ネット販売でお買い求めください。
キャンプ場の駐車場での車中泊が穴場!
私のような、キャンプ・アウトドア・車中泊初心者だと、車中泊と言えば「道の駅」しか思いつかない方もいるかもしれません・・・
しかし、そういう状況になったのは、道の駅が整備されてきた最近で、以前はキャンプ場のカーサイトを使う方が多かったのでしょう。
最近では、カーサイトがあまり利用されていないオートキャンプ場もある、とのことです。
カーサイトがなくとも、キャンプ場と同等の利用料金で、駐車場を車中泊場所として開放してくださっている施設も多数で、コスパがとても良いです。
たとえば、「北海道キャンピングガイド」(我が家にある2018年度版で)道東地域は68か所のキャンプ場が載っています。
このうち、カーサイトあり or キャンピングカー入場可能 or 駐車場で車中泊可能の施設は52か所です!
(私が手動で数えたので、間違っていたらごめんなさい💦←すみません、第一稿の時、かなり計算を間違ってました💦直してます)
どこも混み合う夏場の北海道ではぜひ、利用を検討してください。
(・・・ちなみに、キャンピングカー入場不可、となっている施設は少ないのですが、やはり知床周辺・阿寒摩周周辺に集中していますね・・・あとは山の中とか。自然保護・林道整備との兼ね合いかと思われます。このような事情からも、どうしても地域全体がキャパオーバー気味になってしまうのでしょう。)
まとめ
この記事を書こう!と思いついたのは、前の記事にも書いた、某キャンピングカー雑誌のコラムを読んでからです。
たしかに、「無計画」で北海道にいらしても、それなりに楽しめるでしょうし、それが車中泊旅の醍醐味かもしれません。
しかし、ベテランさんはもちろんご存知の通り、お盆休み中だけは、道内、どこもかしこも「本当に」激混みします。
これまで「グレーゾーン」で何となく済んできた問題かもしれませんが、キャンピングカーユーザーが急増する中、一部の車中泊スポットに利用者が偏ると、風当たりが強まりかねません。
必要な情報はどんどん可視化していくしかないのでは?と個人的には思っています。
北海道でも車中泊「問題」が顕在化し始めた今だからこそ、少しでも利用分散を図っていただき、これ以上の「問題」とならないでほしい。
道民ユーザーからの願いです。
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