こんにちは、妻のブウです。
今、まさにフェリーの上で記事を書いています・・・
(が、多分清書してUPするのはだいぶ先です)→約一か月後になりました!💦
今回は、フェリー旅(1)北海道から太平洋フェリーで東北に行こうとしたら、見事、台風が直撃!ルート変更して津軽海峡フェリーに乗るまで・・・編です。
★初版公開:2019年11月
秋の帰省でついにフェリーデビュー
我が家にハイエース・バンコン・キャンピングカーくんがやってきてから、すでに1年半。
やはり北海道にいると、わざわざフェリーで本州に行かなくともあちこちドライブに行けるので、つい、「道内に引きこもり」がちになってしまうのですが・・・
今回、私の帰省に合わせて、初めての東北旅をすることにしました。
私こと妻ブウの実家は東北にあるので、定期的に帰省はしているのですが、やはりコスパが圧倒的に良いのは飛行機なのです。
もしフェリーに乗るとしても、車を乗せずに、旅客運賃×家族分、のほうが圧倒的にお安く。
車を連れて行くと、かなり高額になってしまい、移動日程も余計にかかってしまいます。
しかも帰省先では、車も借りられるので、特に不自由していなかったのです。
しかし、やはり一度は、バンコンちゃんを実家でお披露目したいなぁ・・・
東北も走ってみたい!ということで、今年はフェリーで帰ってみることにしました。
ちなみに、オットは、関東の販売店さんで中古バンコンを購入し、その後自分でフェリーにのせて帰ってきたので、ハイエースとのフェリー旅、初体験、ではないのですが!
予定は太平洋フェリー、苫小牧・仙台の航路
オットの休みは、2カ月くらい前に確保することができたので、さっそくフェリーを予約しました。
道内から東北へのフェリールートは以下の種類がありますよね。
- 苫小牧←→八戸
- 苫小牧←→仙台
- 苫小牧←→秋田
- 室蘭←→宮古(岩手県)
- 函館←→青森
- 函館←→大間(青森)
我が家は東北エリアでいうと、真ん中くらいなので、どれを使っても、大して上陸後の移動距離は変わりません。
あとは時間ですねー。長距離ルートは、便数がたいてい1日1便くらいです。
どれを選ぶかという基準は、まずオットの仕事終了後に港までたどり着けるか?まあ、大体は間に合いそう。
値段でいうと、今、室蘭・宮古(岩手)のルートがキャンペーン中でお得なのですが。
結局「せっかくだから長めに乗って、船内での食事や風呂もゆっくり楽しみたい」という夫の希望で、苫小牧・仙台ルートに決めました。(往復とも)
フェリー欠航の基準って??
行きの乗船予定日は、10月25日でした。
日程が近づくにつれ・・・「ダブル台風」が同時期に日本に接近・・・というニュースが・・・!
一週間くらい前には、どうやら、旅を予定している25日にそのうちの一つ、21号が東日本に接近しそうだという話に。。。
幸い、当初進路より、どんどん東にそれていってくれて、本州・北海道直撃は免れそうですが、それでも航路である太平洋の三陸沖あたりです。
これは、前々日の進路予報です。
はて、フェリーって、どれくらい台風が近づいたら?波が高かったら?風が強かったら?欠航するのだろうか・・・???
乗りなれないので、まったく見当がつきません!
ネットで調べてみましたが、特に基準は公開されていないようです。
というのも、単純に気象の要素だけでなく、港の順番待ちとか、以降の便との間隔とかも影響するらしいので、まあ飛行機と一緒ですね。
やっぱり欠航!前日に判明。
ハラハラして待っていたところ、前日の夕方くらいに、メールで欠航のお知らせが!
やっぱりかー。
とはいえ、ちょうと一日前にわかったので、いくつか作戦が立てられます。
- 翌日の同じ苫小牧仙台ルートにする
- ほかの太平洋側ルート(室蘭宮古、苫小牧八戸、など)
- 日本海ルート(苫小牧秋田)
- 津軽海峡フェリーにする
1.2.は、台風ルートとかぶってしまいます。台風通過後も、波が高い状態が続くことがあるようなので、また欠航になるかもしれません。
波が落ち着くまで待つと、休みには限りがあるので、その後の帰省期間が短くなってしまいます。
後日談ですが、同じ便の苫小牧仙台ルート、翌日は就航したようです。
ただし、機材繰りの関係なのか、逆便(名古屋→仙台→苫小牧)が欠航になっていました。
ほかの選択肢は2つ。日本海か、津軽海峡か。
ほかに東北へ向かうルートとして、3.の日本海ルートと4.の津軽海峡ルートがあります。
今回の台風ルートでは、津軽海峡や日本海側の影響は、太平洋より少なそう。
これは、25日当日の海上の波の高さ、風速の予報です。
3.は、日本海ルートと言っても、出航が苫小牧なので、影響でるのかなぁ。
なにより、19時まで待って、それから欠航、となれば、時間が無駄になってしまうのが不安でした。
消去法・安全策で、結局、津軽海峡フェリーに乗ることにしました!
どの時間を狙うか、天気予報とにらめっこ
津軽海峡フェリーのいいところは、何より便数が多いこと!
より太平洋に近いコースを通る、函館大間便はすでに欠航も出てしまっているので除外するとして、青森便だけで一日8本もあります。
(料金はもちろん大間のほうが安いのですが。)
函館→青森便に狙いを定めて、さきほどの波予報とにらめっこしました。
どうやら、25日の昼過ぎくらいまではほとんど影響がなく、そのあと波や風が強い状態が続き、26日に風はやむものの、波の高い状態が残りそうです。
うーん、できるだけ早く函館について、乗れる便を押さえた方が、よりベターっぽいです。
我が家を出発できるのが、早くて25日の11時なので、1時間半前にフェリー乗り場につくとすれば・・・
- △ギリギリ間に合うか?!→(16時にはターミナル着)函館発 17:30 青森着9:00ごろ
- 〇十分間に合う。→(18時半にはターミナル着)函館発 20:00 青森着0:00ごろ
といった感じ。
ただ、オットとしては、出発日の朝まで仕事、ということもあり、「翌日でもいいんじゃない?」という気持ちがあったようで。無理に函館まで行くと疲れるからと。
予約は26日の昼便にしておいて、もし早く函館についたら、振り替えてもらう作戦にしました。
(事前予約をして、早い便に振り替える場合はキャンセル料等、発生しないそうです)
まあとりあえず、大まかな作戦は決まりました!
青森で車中泊か仮眠したいぞ!
自宅から函館までの所要時間を考えると、一番現実的なのが20時発の便です。
これに乗ると、青森につくのが深夜の0時。
そのまま目的地(私の実家)に向かうのは疲れるので、青森での車中泊候補地を調べました。
青森市内にはあまり車中泊スポットがない・・・という話もネットに出てたのですが、現在は、コインパーキングが充実しているようです。
最悪、高速のSA、PAで仮眠させていただく場合でも、30分くらい走ればよさそう。
また、深夜着にもよさそうな24時間営業の温泉施設を見つけました!
もし、便が決まった後にホテルなど取れたら、ちゃんと宿泊するとして、いざというときにはこの温泉施設を利用させてもらう、と代案も決定し、一安心しました。
*電話して「あおもり健康ランド」さんに聞いてみたところ、プライベートコーナーというのは完全個室というわけではない(天井が開いていて、マンガ喫茶のような感じ)そうですが、予約可能だそうです。
結局、早い時間に乗れた!ホテルも確保♪
いよいよ、25日当日です。道央圏にある自宅を11時ごろ出て、順調に南下。
泊まり仕事明けのオットは助手席。私が頑張って運転!
あまりおなかが空かなかったので昼休憩を取らずにそのまま進んだところ、15時ごろ、函館フェリーターミナルについてしまいました!
みごと、台風の影響をより受けなさそうな、17:30の便のチケットに振り替えてもらえました!
よかったぁ💛💛💛
函館フェリーターミナルの”岩のり”丼
フェリー便が確定して、前日からの心もとない感じが、やっと落ち着きました。ホッ。
ちょっと遅めの昼食を、フェリーターミナルで。
こちらのレストラン、オーシャンビューで気持ちのいいロケーションです。
フェリーを利用しなくても、以前食べに来たことがあります。
私は今回、よく旅行ガイドなどで紹介されている「岩ノリ定食」を。
どんぶりの大きさも大きく、てんぷら(天然まいたけ!)も大きいので、全部食べられるかなー?と一瞬心配しましたが。
一気にペロリと食べられました。
磯の香りたっぷりで大満足でした~💘
で、でも、意外に写真「映え」ないですね💦💦なんだかわからん!(笑)
お土産屋さんの「激辛」糠にしん
函館のフェリーターミナルって、新しくてかなり充実していますよね、他のターミナルに比べて。
お土産屋さんにも一通り商品があるので、時間が無くてもここで揃えることができます。
写真がないのですが、ふと目について、つい買ってしまったのが「糠(ぬか)にしん」です。
これって、北海道だけ?なのか?とりあえず私の実家付近では全くお目にかからなかった商品なのですが。
道内ではメジャーですよねー。
糠は落として食べる糠にしん。(←これが道外の人にはよくわからない。)
塩味が効いて、焼くだけで美味しいのですよね。
・・・実は後日談があって。実家で焼いてふるまったところ。
超「激辛」(しょっぱい)だったのです!!!
そりゃあ、スーパーとか、各水産会社さんで漬けているのだから、それぞれの味付けがあるのだろうとは思っていましたが、ここまで辛いのは初めてでした。
実家の家族、ドン引き。💦😢(笑)
お茶漬けにしなきゃ食べれないね!?と騒然です。
一方、うちのオット(函館出身)。
「えっ、何?これくらいが一番おいしいっしょ」と平然と食べてました・・・。
そうか・・・函館の「糠にしん」はしょっぱいのか?!これが普通なのか。
そういえば、函館時代には買ったことがなかったので、気が付きませんでしたが。
フェリーの中の様子は、次の記事で紹介します!
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